危険と隣り合わせだからこそ徹底されている安全管理の内容とは

建物完成のために欠かせないこと

三大災害に注意

建設現場で多く発生している事故は三大災害と呼ばれます。
それが、「墜落・転落」「倒壊・崩壊」「建設機械による災害」です。

一つ目の「墜落・転落」が件数としては最も多く、事故全体の3分の1を占めるほどです。
高所作業中の転落などが挙げられますが、手すりや足場が不安定であったり、安全帯と呼ばれる命綱の装着をしていなかったことなど、基本的な措置ができていなかったことに原因があるようです。

二つ目の「倒壊・崩壊」では、作業前の点検が不十分であったために、安全と思っていた作業場所が崩壊し、巻き込まれてしまうという事例も起きています。

そして三つ目の「建設機械による災害」は、後方確認を怠ったり、重機の誘導者を配置していなかったことにより発生していることが多いと言います。

どれも基本的な点検作業や設置作業を徹底していれば防げた事故なだけに、安全管理の重要性が浮き彫りになりますね。

近年増加している労働災害

時代の流れとともに発生しやすい災害も変化してきているといいます。
建設現場の作業員の高齢化による転倒事故もその一つで、特に高齢の日雇い労働者などは慣れない工事現場で足元をすくわれてしまうこともあるようです。日本全体が少子高齢化しているなか、工事現場の作業員も高齢化するのは当然です。今後も増加していくと予想されますので、何らかの対策を講じる必要がありそうです。

また、厳しい労働環境で作業員の入れ替わりも激しいため、長時間労働や人間関係のストレスによってストレス疾患に陥ったり、自殺にまで発展した事例も実際に発生しています。

このように、建設現場ではあらゆる事故や災害が発生するため、しっかりと報告書に記入し、データを残すようになっています。
今後の事故防止の対策につながるので、事例と原因を把握することはとても大事なことなのです。


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